書き終わってたのにずーっと公開していなかった謎ストック記事。
ほぼそのままで今更公開しますw
(だいぶ読みにくいです…)
本題
どうも、本業美容師、副業イラストレーターの「りちゃん」です。
好きな事を仕事にしたい。
好きな事で生きていきたい!って時代にどんどんなってきて、私のように手に職だったり、好きな事したりな感じで生きていると割と羨ましがられます。すごいねーいいねーって言ってくれる人も多いです。
けど好きな事を仕事にするってどんな感じ?ってなりません?
そもそも「好きな事なんてわかんな〜い!けど好きな事だけして生きていきたいよね!」みたいな人もめちゃくちゃ多くない??
なんか違和感がずーっとあって、書いてみよーってなった記事(自己満)
「好きな事」ってなに??
好きな事を仕事に♡っていうけど好きな事ってなに?
寝るのがなにより好き!とかだったら流石に仕事にはならないだろうし、絵を描くのが好き!だけでもじゃあどんな絵を描いて仕事にしたい?ってなるし。どんなにイラストが上手でも、好きでも、ただ描いてるだけでは仕事にはならない。
まず「好きな事」を仕事にするための定義として、「やってて苦ではない事」は絶対。
苦じゃないだけで「好きなことをする為」にやることは沢山ある
私にとって美容師の仕事は全く苦じゃなかった。それでも、辛いとか大変とか辞めたいとか普通に思った。
最初のお給料は計算するとバイトや最低賃金よりも低くて金銭的余裕は全くなかったし、技術が出来るようになるまでは「売上」を作る事も出来ず、お給料を上げる事も出来ない。
やりはじめた時はゴールも実際よくわかっていなかったし(美容師だからわかりやすく、「お客さんをする」ということなんだけど、イメージと現実は全然違った!)本当にこれが楽しい仕事なのかな…と考えることは毎日のようにあったし、髪を切れるようになって、一人前になってからも、好きなのに職を離れたことはある。だから、好きな仕事だったけど「苦じゃないか?」って言われると疑問だよね〜
本質の「お客様をキレイにする事」はもちろん苦じゃないんだけど、業界の性質とかお給料とか他にもやらなきゃいけない事はあるし、好きな事だけをしていれば仕事になる訳ないんですよね。
好きじゃないけど、好きなことをしようとした時についてくるもの
に惑わされてると本当に好きなのかわからなくなる。
私の場合は他の仕事、副業、バイトもやってみて初めて美容師の仕事って好きだったな。楽しいな。って気付いた部分も沢山ある。
お客様と話す事、
お客様の要望に応えられる事、
満足してくれて感謝してもらえたり、また来てくれる事
がすごく嬉しかった♡
それでお金ももらえるなんてやっぱり幸せでしかないなって思えた。
好きな事をする為に何を犠牲に出来るか
最終的に好きな事だけして生きることは出来るかもしれないけど、最初からそういうわけにはいかない!
例えば私なら、「お客様に喜んでもらえる」が一番好きだったので、その為にまず技術の勉強をしました。
自分が知りたい事だから苦じゃなかったけど、勉強するために時間をかける事と、お金をかける事(投資)はとてもとても苦しかった。しかもその技術や知識を身につけたところで絶対に役に立つ!という保証はない状態で頑張ったので普通に苦しい時期を過ごすことになるw
苦しいけどそれは自分のためになる!って思えるかと、頑張れるかどうかなんですよね!
最初は”好きなことをするためについてくるもの”つまり好きじゃないこともセットでやり続けて、最終的にそういった事を外注したりできるようになれば本当に好きな事だけ出来るのかも。
やってみて「好きじゃなかった」も沢山ある
好奇心旺盛なのでなんでも気になったらかじりつくタイプの私
いろんな仕事、副業、バイトをしてみたくて、その辺の人よりは多くしてきたんじゃないかなーと思ってるんだけど…
先ほど書いた内容と少々かぶるけど、まず好きになるためにはある程度出来るようにならないといけなくて、出来るまでには勉強したり練習したりする「投資」が付きものなのでそれを乗り越えられるかという壁がある。
で、出来るようになって初めてお金をいただけたり、仕事になったりする訳だけれど、好きか嫌いかわかるのってその後だったり、好きだと思ってたけど好きじゃなかった!って気付いたりする笑
そのまま続けてみたい事、もうやりたくないなと思った事で共通する事とかも見えてきてわかった。
私にとってイラストを描くことって「ものすごく好きな事」ではないらしいw
副業にしてるのにまさかの発言w
私イラストレーターになったけど、イラストを描く事ってそんなに好きじゃないかもしれない!www
イラストはもちろん好き、けど何よりイラストを気に入ってもらえる事、使ってもらえる事、かわいい♡って言ってもらえる事、かつその人達の役に立つこと、喜んでもらって収入になる事!!
つまり最終的に収入にならないとやる気でてないじゃん。って気づいたんですよね。
そりゃ大事なんだけど。
美容師の仕事はもちろん収入にならないと仕事にできないから続けられないし困るけど、
やりたいやりたくないだけの話しになると、お金が発生しなくてもやりたい気持ちがある!
喜んでくれる顔見れるだけで嬉しいし、近くに住んでない友達にオーダーの仕方やヘアスタイルの相談に答えられたり、家族の髪を切ってあげたり…それだけでも楽しい。
これが本当に好きな事なのかもしれないなと思うんです。
だからイラストを描くこと自体はそこまで大好き!いつまでも描いていられる〜!ではないけど、
私のイラストによって喜んでもらえる、誰かの役に立つ、意味がある!ってなるから楽しい♡
そのためなら頑張って描いていけるという感じなんです。
なぜ好きだと感じるのかを掘り下げていくと自分の本質にたどりつけるな〜と思います。
好きな事を知るためには「まずやってみる!」
さんざん書いてみたけど、結局やってみないと好きかどうかなんて見えてこない!
例えばだけど、面白そうなゲームも美味しそうなごはんもやってみなきゃ本当に面白いかわからないし、食べてみなきゃわからないし、どんなに美味しくても自分がアレルギーを持ってて実はたくさん食べれないとかw(これは例えが大袈裟すぎるかなwww)でも身体に合わないとかあるよね笑
ゲームだって面白くても得意不得意あるし。
そんな感じで、行動してみないとわからないのに「好きな事がないから。」と見つける行動をしなかったら、好きな事も好きな仕事もずーっと見つからない!
やってみて失敗して、そこから学んで、またやってみての繰り返しをしながら見つけていくべきだし成功してる人ってみんな何かやってるんだよね。
仕事にする上で一番大事なこと
あと、最近やっと言語化出来たかなって思うことがあって。
「仕事」において一番大事な事って一言で言うと「プロ意識」だと言えるようになりました笑
仕事って好きかどうか以前にお金を頂いているので、バイトだろうがパートだろうが研修中だろうが「プロ」なんですよ。趣味だろうが経験が浅かろうがお金をいただく、仕事とする以上、「プロである」という意識を持てないとダメ。見習いであってもその店や場所で働いているプロである。
プロ(プロフェッショナル)って何か…と言われると
- 専門家のこと。専門家らしく、ある分野について、高い能力や、高い技術を有し、質の高い仕事をする人。
- (アマチュアのように、無報酬で、趣味としてやっているのではない、という意味で)その人にとって主たる収入を得るために特定の仕事をしている人。
と書いてあるけれど、これを意識しているかどうかって事なんですよね。
私は責任とも少し違うなと思っていて、誰でも出来そうな仕事であっても「プロ意識」は持てるし、ないと成長しないし認められないからお給料ももらえない。例えばレストランのホールにスタッフと立っていたら「注文を聞いてくれる人」だったり「食事を運んできてくれる人」だったりして、それが出来ないとお客様がお金を払う価値が作れないですよね。「注文いいですか?」と聞かれて「あ、僕研修中なので注文聞けません」ならお金払えないし、スタッフとして立っている価値がないよね。注文聞ける人呼びに行くとか注文の仕方を指示するとか、注文できるようにするのが仕事だよね?
好きな事を仕事にする!というのはこのプロ意識が持ちやすいだけだと思います。
結論、人生において何をとるかって話
なんだかとっても長くなった…!けど、好きな事>好きなことをするためについてくる苦手な事がなりたたないと好きな事でも続けられないしそこまで「好きな事」にこだわる必要なんてない気もする。「得意な事≠好きな事」「出来る事≠好きな事」な事がほとんどだったりするので、みんな「好き」だけに拘らず「得意」「出来る」を活かして仕事すればいいんだけどな?って思うここ最近です。
出来る、得意は仕事にして、好きを趣味にするとか。そのほうが稼げる人なんて沢山いると思うし…
私もまだまだ自分のベストを探しているのでこのブログを始めてみたし、イラストだけじゃなくてデザインとかホームページ制作がやりたいなと思って勉強し始めて、出来る事が増えて楽しくかつ自分のやりたい分だけお仕事しています。
これは好きの逆で、美容師は大好きだけど出勤(時間拘束)が嫌い、イラストは好きだけど一日中描き続けられるほどじゃないというわがままから考えついた私が楽しく仕事できそうな事だからです。
案外勉強する事は嫌いじゃなくて楽しいのでそれも向いているかもしれないのでやってみてます。
やってみて好きかどうか、続けられるかどうかも見極めます。
思いつきで書いちゃったけど、今回の内容が少しでも誰かの役に立ちますようにw
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